多くの日本人が悩む英語の文法学習
【英語文法】日本人は既に数年間かけて英語の文法を習っている
私たち日本人は多くの時間をかけて英語の文法を学び、数え切れないほどの英語文法の用語を学んできましたよね。
現在形、過去形、過去完了形、To不定詞、関係代名詞。
これらの知識の暗記を強要され、数多くの穴埋め、もしくは選択式の英語テストを受けてきました。
しかし、多くの日本人が英語の文法学習を長時間受けてきたにもかかわらず、満足に英語が喋れないのはなぜでしょうか?
また、日本人が大好きなペーパテストであるTOEICにおいても、500点以下の日本人がほとんどであると言われています。
あれほど努力して覚えた英語の文法ですが、英語を活用する、という意味ではほとんど意味がないことに多くの人も気づいていると思います。
では、英語力を上げるために必要となる英語の文法学習とはどのようなものなのでしょうか?
【英語文法の勉強方】英語の文法は英語で学習する!
世界の常識!?英語の文法学習は英語でする!
皆さんが義務教育で何年もかけて英語文法を学習しているにもかかわらず、英語が活用できないのは、英語の勉強を「日本語」でしているからです。
先に挙げた 現在形、過去形、過去完了形、To不定詞、関係代名詞などの「日本語」は本当に必要でしょうか?
「この文は過去完了形だから、選択肢の1が正解だな」
こんな英語の学習を続けて本当に英語が身につくのでしょうか?
実際に英語のスピーキングやリスニング、リーディングを行うときに、このような日本語文法の用語を思い出しながらでは、とても非効率ですよね。
私たち日本人は形式的な勉強や学習が大好きなので、その勉強が本当に役に立つのか、本質であるのかを考える前に、勉強を続けてしまいます。
では、本記事を読んでいる方の中で、形容詞、動詞、主語を「英語で」答えられる方はいるでしょうか?
この問題を日本人に聞くと、多くの方が答えられないんです。
おかしいですよね。英語の文法を何年も受けているのに、英語文法を「英語で」理解していないんです。
頭にあるのは、日本語の英語文法用語だけ。
これでは、いつまでたっても英語を理解するのは困難です。
そう、英語の文法学習は「英語で」することが一番の近道なのです。
英語による英語のための文法書のおすすめとは?
日本人は日本語での英語学習を行っていますが、海外ではどのように英語を学習しているのでしょうか。
まず、基本となる英単語の学習はやはり母国語を交えて学習している国が多いようです。
ただし、文法や長文理解学習などはやはり英語を用いて学習している国が多いと思います。
実は、この「英語を第二言語として学習する」という目的に適した英語文法書があるのです。
それは「English Grammar In Use」と呼ばれる英語文法書です。
本書は英語を第二言語として扱う人を対象としており、全ての文法の知識が「英語で」記述されています。
アメリカやイギリスは移民を多く受け入れる国ですから、多くの生活者が英語を第二言語として使用しているんですね。
そういった英語を第二言語として使用している方向けに、英語文法の基礎を学習する教材が必要となったのです。
今回紹介する「English Grammar In Use」は海外では名のしれた定番の英語文法書となっており、多くの人がこの教材を使用して英語文法の勉強を行ってきました。
記載している説明文や問題も簡単な英単語で書かれているので、中学英語程度の英単語で学習を進めることができます。
「英語文法の勉強を英語でする」
日本人にとっては新鮮に感じるこの勉強法ですが、一度本書を活用して英語文法の学習をしてみてください。
日本人の日本語による日本語のための英語文法ではなく、きちんとした英語文法を学ぶことができるはずです。
本書を活用し、正しい英語文法の勉強をしていきましょう!
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